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「ライフに重ならないワークはしない」へ・・・やっと

藤野の親友MAKIさんが、この4月サンチャゴの道を歩いて、先日サンチャゴコンポステーラに無事到着したと連絡ありました。おめでとう!

彼女は今回ポルトガル周りの道を選びましたが、私とパートナーのYUKIもちょうど4年前にスペインの北部を歩くサンチャゴ巡礼の道を、313キロ歩きました。

この旅から帰ってきてから、決めたことがあります。

ライフに重なると信じられる仕事だけをやっていく

当時(2015年5月)のブログには、こんなことを書いてました。

でも、4年間くらい燻ってしまいました。やっと、ここに来て、実践できる状況になってきたと言えます。

長かったなー。そして、続けていくことに意味がある。

 

僕にとっての最高に輝ける仕事は・・・

一人ひとりの想いや行動が、縦横無尽に重なり合うことで、その総和を超える圧倒的なエネルギーや結果が生まれること。そこに共にかかわること。

これを「創発」(英語ではEmergence)と言います。つまり、“創発を生きる”がライフワーク。

これは、ビジネスにおいても、コミュニティにおいても、本質はまったく変わらないと信じています。閉塞感に満ちた時代・環境から未来を拓くのに不可欠な道だと。

僕の特性は、創発に向けて、ラジカル(本源的)に思考したり、実践したりすることにあるので、例えば、創発的な動きを(社員の不満のガス抜きとか、職場の雰囲気を向上するとかのために)ホドホドに取り入れたいクライアント企業の経営者と、これまでぶつかったり、こっぴどく怒られたりしたこともあり、その場合、稼ぎのためにしかたなくホドホドのおつきあいをすることも正直ありました。

でもこれからは、そういう仕事はしない。クライアントからいつ「お前はいらない」と言われてもいい覚悟でかかわっていくことにしました。コミュニティでも同じ。嫌われることを怖れない。

50歳になって、戦略的に「死に支度」を始めます。 躊躇なく、ライフワークを実現していくのが「天命」であると知りました。

9月頃に経団連から出す人生2冊目の本は、“創発を生きる”ことの「マニュフェスト」にしたいと考えています。

 

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