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黄斑円孔からの学び

きわめて個人的なことで恐縮なのですが、4年ぶりに左眼の黄斑円孔を再発してしまいました。

先日、杏林大学病院の眼科へ定期検診に行ったとき、眼の断層画像から黄斑に穴が開きつつあることがわかりました。

2017年春に網膜剥離を発症し、再発→手術・入院を繰り返し、挙げ句の果てに、黄斑円孔に。2019年夏まで苦しみ抜きました。

失明のリスクやいつまで繰り返すのかという不安や焦りで、はずかしながら動揺して、何度も泣きました。

落ち着いてからも3、4ヶ月に1回定期検診に通ってました。さすがにもう完治しただろうと思ってましたのでショックでした。

それでも前回までに比べると冷静に現実を受け止めている自分にも気づきました。

いまはこんなことを感じたり、考えたりしています。

ひとつめは、やはりいのちを生きる緊張感が必要だということ。

生きているかぎり、常にからだは変化し続けていますね。もう大丈夫だろうという思い込みでなく

いつ何が起きてもおかしくないという緊張感を持っていることが必要だなと改めて認識しました。

ふたつめは、とはいえ、自分自身のいのちの可能性を信じること。

西洋医学の診療と並行して、自然治癒力を生かす方法に専門家である友人の力を借りて挑戦し始めました。

「きっとうまくいく」という確信があります。

三つめは、やはり、『夜と霧』のV・E・フランクルの言葉ですね。

人生が私に何を期待しているのかを問うこと。

僕は58歳。現実的にそんなに多くの時間がキャリアに残されてはいません。ライフワークのあゆみを止めるわけにはいきません。

先日の診察では、眼球内に炎症を止めるための注射を打っていまは経過をみているところです。1ヶ月後が次の診察です。

みなさんもお体、お気をつけて。

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