左眼に網膜剥離を発症してからちょうど2年。
網膜剥離と黄斑円孔の5度の手術を終えてから1年。
いまは、三ヶ月に一回、術後の検診のために杏林大学病院のアイセンターを訪れます。
ここに来るたびに、あの悪夢が蘇ります。目の前が真っ暗になり呆然としながら、幾度となく、家族や会社、顧客に泣きながら電話することになりました。
「また網膜が剥がれてしまったので、急遽、手術することになりました」と。
目が見えることはそれまで当たり前でした。
いまでは、目が見えていることはキセキとも思えます。毎朝起きるときに一番にすることが、今日も目が見えるかどうか確認すること。
この三ヶ月に一度の検診は、網膜の断層写真を撮影したり、視野検査をした後、担当ドクターの井上真先生に診察していただきます。
網膜の厚みに変化はないか?黄斑円孔は塞がっているか?視野は狭まっていないか?視力や眼圧はどうか?
毎回、とても緊張します。これから三ヶ月間、また元気に仕事や暮らしを楽しんでいいのかの審判をいただく気持ちです。
今日もおかげさまで無事にクリアしました!ありがとうございます!!