昨日は、藤野アートを代表する大事な場所のひとつstudio fujinoが一旦休止するということで、クロージングパーティに行ってきました。
築百年を優に超える立派な古民家を、アーティスト夫婦の友人きんちゃんとゆーこちゃんが、7年の年月をかけて、ステキなアート空間に変身させてきた場所。
二人とは、私が移住してきた直後から家族ぐるみのつきあいで、ホームオフィスmori-coyaのリビングテーブルも、夫きんちゃんの作品です。
二人はイタリアのミラノで知り会ったそうです。
夫のきんちゃん(藤崎均)は、2001年渡伊。ミラノに工房を構え、特注家具を製作していました。
妻のゆーこちゃん(東川裕子)も、2001年渡伊。2002年デザイン事務所cerri&associati(milan)で、アートディレクターとしてバリバリ働いていました。
そんな二人が、帰国後に、目をつけて借り受け、丁寧に手をいれてきたのがstudio fujinoでした。随所に見られるセンスのよさが評判でした。
きんちゃんが製作した木工作品のみならず、ゆーこちゃんの人脈とプロデュースによって、たくさんの作家たちのハイクオリティな作品も、頻繁に企画・開催される展示会で目にすることができました。
また、この空間はゆーこちゃんによるカフェも併設されており、彼女の手作りのスイーツが楽しめる隠れ家的存在でもありました。
そして、私とパートナーのYUKIが、二人と一緒に、Yanoさんにたのしいウクレレを毎月1回習っていたのもこの場所でした。
今回、一旦休止になるのは、持ち主に家屋を返すことになったからですが、二人がまた藤野のどこかに場所を見つけ、新たなstudio fujinoが、いつどこでどんな風に誕生するのか、たのしみでなりません!
とにかく、ここまでお疲れ様でした〜