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「ひと仕事」やってのけた同志だから

創造的な発想のメソッド・KJ法を開発した川喜田二郎さん(1920-2009)をご存知ですか?

僕は、彼が主張したチームワーク論にいまでもとても共感しています。

曰く、人格主義ではチームワークは育たず、むずかしい課題を創造的に解決する経験。すなわち「ひと仕事やってのける」ことこそがチームワークを高めるというものです。

6/30〜7/1に、宮城県の川崎町から佐藤さわさんが、オーストラリアのダーウィンから松山あやさんが、藤野の我が家に泊まりがけでやって来ました。

知り合ったのは3年前ですが、二人に対面で会うのは、実ははじめてです!

二人とは、2020年6月から2021年1月まで時限的にトオラスの経営的役割を担いました。

この組織は、コロナ禍になるずっと以前から、オンラインによるコミュニケーションだけで6カ国にわたり70名を超えるメンバーがフルリモートの組織運営をしていました。

しかも、社長や管理職などの指示命令系統はなく、組織の目的を実現するために、メンバー全員が信頼に基づき、独自のルールや仕組みを工夫しながら、組織運営を行うスタイルを特長にしていました。

したがって、「経営」の役割としては・・・

われわれはいまどこにいるのか?

どこに向かうのがいいのか?

そこでのギャップは何か?

を全体的に観ながら、手を打つべきポイントを見定め、提案していくという感じでした。

毎週のようにスリリングな展開が待ち受けており、不完全ながらも試行錯誤を重ねました。

いろんな方面から批判も受けました。

そんな中でも三人でとことん対話した上で最適解と思われるものを選んだつもりです。

任期は8ヶ月間でしたが、終わったときわれわれの中には「ひと仕事」やり切ったという感覚と、同志としての強いつながりが残りました。

それ以降は、ひとり経営に残ったさわさんが大きな困難に直面するたびに三人でちょっと集まって、話し合うというのが暗黙の習慣になっています。

現在もまた、トオラスは次のフェーズに向かうためのむずかしい踊り場にあります。

今回集まって話したことは、ほぼそれぞれの内面的な葛藤や成長のテーマでしたが、おそらく、それが新たな方向性への源につながっていく予感がしています。

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