声楽を始めて2年、ソプラノ歌手に師事し、イタリア歌曲の世界にどっぷりと浸かっています。
そして、イタリア語の母音の豊かさ、響きの美しさに魅了され、この言葉を学んでみたくなりました。
で、思い切って大人気の語学アプリDuolingoでイタリア語学習を1年前に始め、毎日続けてきました。
学ぶメンバーの競争意識を適度に煽り、小さな達成感を得られるのが人気の秘訣かも。
あとは、子どもが言語を自然に吸収するように、文法規則を明示的に教えるのではなく、実践を通じて自然とパターンを見出していく方法に特色がありそうです。
彼らの公式ブログで強調されている考え方にも共感します。
「語学は遊びの精神を大事にし、完璧を求めるという呪縛からは逃れましょう!楽しむことこそがモチベーションを高め学習目標へと向かう上昇スパイラルを起こしてくれるのです」
僕の場合、かつては「計画派・理論派」でありまして、英語を学ぶときは文法と格闘し、単語をひたすら覚える的学習だったので
今回のアプローチは、自分にとってはある種の冒険でもあるのです。
ところが、1年経ってみるとあまり上達している感じがなく(笑)・・・
やっぱり、最低限の言葉のルールなどは明示的に学びたいなと思い、最近になって簡単な文法書と辞書を購入しました。
感覚だけでも、理論だけでも足りない。両方のバランスや組合せが大事かな。これって、ビジネスにも通じませんか?
戦略を練り上げ、データを分析し、ロジカルに進めるアプローチ。一方、直感を信じ、その場の空気を読み、即興で対応するアプローチ。
二者択一ではなく、論理と感性のハーモニーの方が新たな価値を生み出しやすいのではないでしょうか。
今回は、英語を学んだときとは真逆の方法でイタリア語を学んでいる体験からの気づきに触れました。
まぁ、おわかりのとおり、こんな試行錯誤をしていることからも語学取得のスキルは決して高くないのは間違いないです!!