別れはつらい。でも、お二人の新しい人生へ精一杯のエールを贈ります!
kyoさんとmacoさん夫妻に出会ったのは、昨年末のことでした。トランジション藤野・森部の活動で、道志村に薪ボイラー施設を見学に行ったのがご縁で。
夫のkyoさんは、都立高校の世界史の先生でした。道志村への往復の車の中で、kyoさんの目指す教育観にとても魅かれました。でも窮屈な日本の学校システムの中では「とんがり」すぎて、浮くだろうな〜(笑)というのもすぐわかりました。
kyoさんの教え子の授業感想文がすごい!
「この歴史の知識で、今考えないといけないことがあり、それを考えてニュースを見たり、未来には何か行動を起こすというその気持ちは今川先生の授業を通して一番身につけた自信があります。
先生の授業では、いつの時代のことでも”自分で考え、自分で行動する”ことの重要性を教えてくれるような構成になっていた気がしました」
kyoさんは世界史の授業の中でも、世界でいま起きているリアルな話や身近なトランジションタウンの話をよく題材に取り上げていたようです。いま、こういう先生はなかなかいないはず。
そんなkyoさんが、macoさん(macoさんは本などの校閲のお仕事)とともに、夢をあたためていることを間もなく知りました。なお、macoさんは、藤野でも、お仕事のかたわら、近くに借りた農園で、多品種の野菜を丁寧に育てていました。
- 無農薬・無肥料の自然栽培で農作物をつくる
- 環境に配慮した自立型の住居と生活をめざす(可能な範囲で少しずつ)
- お金に縛られない生き方の実験
等々 「虹色プロジェクト」と名前がついてました。
藤野の中で、そのようなことができる土地を探し求めていたのですが、なかなか見つからず(見つからないということは、そこじゃなかったということでもあるでしょう)、
信州に格好の場所が見つかりました。しかも、「ガッテン農法」の三浦伸章さんの指導も受けられるとかで。
<我が家の小さな畑でもガッテン農法の一部を指南してもらいました!>
そこで新居を見つけて、今日がそのお引越しだったのです。
そうそう、kyoさんは都立高校の先生を3月末で早期退職し、macoさんは校閲のフリーランス仕事を継続しながら、新たな道への挑戦です!
キョリは離れてしまいますが、末長いおつきあいをよろしくお願いしまーす(^o^)
元気に、いってらっしゃい!!