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パーパスと日常業務の距離を縮める

(株)ナレッジベースというITベンチャーにてCCO(Chief Culture Officer)に就任(複業)したことを5月末にお伝えしました。

企業カルチャーの構築や発信、およびその適切な保持・発展に責任を持ちます。

同じタイミングで打ち出した会社の新しいパーパスが “知的好奇心の先にある「それ、いいね!」を届けよう”です。

お客様がITを使って何かをしたいと考えたとき・・・最初にいただく要件はどうしても表面的なものになりがち。

ITへの先入観があったり、その可能性をご存知なかったりで。

そこで、ニーズの背景や意図を共に探究していくときに出てくる「それ、いいね!」的な共感をもとに

IT構築することによりその連鎖を広げていこうという想いが込められています。

ご想像のとおり、これをほんとに実現するのは容易ではありません。

そこで、このパーパスを実現するための「戦略ストーリー」を5つの独自プロセスとして定義しました。

その最初のステップが「お客様が何をしたいのかの理解とITとの紐つけ」になります。

ここではお客様のニーズを傾聴しその本質を洞察していくことが不可欠です。

翻って、創業メンバー以外の社員は経験がまだ十分ではありません。

IT構築に必須の知識やスキルを習得するのに日々奮闘しています。つまり、日常業務に手一杯な状況とも言えます。

ただ、この状況を続けていってもパーパスと日常業務の距離は永遠に縮まりません。

そこで策を講じました。

基本的な仕事が一人前にできるようになり、パーパス実現に向けてチャレンジできそうなメンバーを経営で認定し意図的、計画的にパーパスに関わるような仕事をアサインしていく

その取組みを、CCOである僕がメンバーとの定期的な1on1によって、俯瞰的な視点からふりかえり、フィードバックしていきます。

パーパスを内省と対話によってジブンゴト化したり、次のステップに生かしていくという意味合いで PRS(Purpose Reflection Session)と名付けました。

チャレンジの機会が与えられる人とそうでない人の差がつくという見方もあるでしょうが、差をつけるのが目的ではなく、

パーパスを日常の仕事の中で実践する人をひとりでも多く増やし、社内外に連鎖の輪をつくることが目的です。

この取組みの進展はおいおい共有させていただきますね!

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