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知的好奇心がもたらす成長の循環 〜若手エンジニアの半年間の進化〜

数ヶ月に一度、株式会社ナレッジベースCCO(Chief Culture Officer)としてお送りしている活動報告ですが、今回も、近況をお伝えします。

昨年度設定したパーパス:“知的好奇心の先にある「それ、いいね!」を届けよう”

を日常の仕事の中でどう実践できたのかを

僕が壁打ち相手になり、若手エンジニア4人に半年間にわたって1on1で実施してきました。

3月末の期替わりまで毎月全部で5回やりました。結論から言えば、その成長の著しさ、速さに驚いています。

昨年度は、社の方向性として彼らは新規顧客を創造するプロセスに積極的にかかわることになりました。

全員にとって初めての体験でしたが、甘えの許されない真剣勝負の中で一人ひとりが何かを掴んだようです。

通常であれば、初めての挑戦なのでとにかくご要望に応えることだけに精一杯になることでしょう。

それは当たり前のことです。

ただ、そのままにしておくとその場で感じ取ったことや考えたことが流れてどこかに消えていってしまいます。もったいない!

なので、僕が壁打ち相手になることは、それらを意識的に把握し、味わい直すという目的がありました。

さらに、それがパーパスになんらかの関連があったのかも探っていくわけです。

お客様が実現したいことをITを手段として一緒に創り上げる。そのプロセスで「それ、いいね!」の循環が生まれただろうか?

Kさんは、最初は自分の仕事の範疇ではないと少しモヤモヤした気持ちを持っていましたがトライしていく中で、

例えば生成AIを高度に使いこなした提案がお客様の当初の想定や期待を超えて喜ばれた体験をしました。

彼は、自分の得意分野と社の目指すことの重なりが従来とはまったく違う次元で見えてきたと語っていました。

パーパス経営を単なる理念ではなく、具体的な日々の実践につなげていくことでそれは競争優位の源泉になっていくはずです。

そして、パーパス経営担当のCCOとして僕がかかわる意味もそのあたりあるはず。

ここから先は、若手の成長が見えてきたところで、経営チームの、パーパスを軸にした変革に着手してい きたいと考えています。

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