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劇団四季が「とんがりチーム」に?

劇団四季といえば浅利慶太さん。

強烈なカリスマ性で、劇団の立ち上げ時から、華々しい演出で何十年もトップとして牽引し、日本でもっとも成功した劇団のひとつを築いたスーパースターですね。

その浅利さんも4年前に引退。カリスマなき後、多くの組織は厳しい道のりをたどる運命にあります。四季もどうなるのかなと思ってました。

 

ところが・・・

先日、NHKニュースで四季のおもしろい動向を目にしました。

https://www.nhk.or.jp/ohayou/digest/2018/07/0702.html

およそ50年ぶりに、劇団の外から、日本人演出家を招く。しかも、よりによって、役者に考えさせながら、動きやせりふを決めていく演出で知られる青木豪さんを。

取材では、青木さんの演出による舞台稽古のシーンが映し出されてましたが、まさに一人ひとりの役者に考えてもらいながら、舞台を一緒につくっていくアプローチでした。

結果として、この舞台は四季の新たな可能性を世に示すことになり、観客の評価も上々だったようです。

四季クラスの劇団になれば、トップクラスの実力を持つ役者たちが集まっているはずで、彼らの特性を青木さんがうまく引き出し、掛け合わせていったのではないかと想像します。

従来なら、彼らを浅利さんが意のままに動かし素晴らしい舞台をつくっていたのでしょうが。それとは異なるアプローチもあったということでしょう。

 

これだ!!!って思いました。

芸術は、研ぎ澄まされた創造性が特に求められる分野ですから、上記のようなチャレンジをするには相当な勇気と覚悟が必要だったはずです。

でも、高いパフォーマンスをあげるのに、方法はひとつではないはず。

私はとびきり優れたトップによる中央集権ではない、一人ひとりを主役にした「分散自律」によるアプローチは、これからの時代により求められるはずだと考えています。

理由はいろいろありますが、何よりも、一人ひとりの人間が、他者からやらされるのでなく、自分で考え動くことで、よりハッピーで在れるからです!!

ともすると、それは理想論と言われることは承知しています。だからこそ、一つでも多くの実践事例をつくり、証明していきたいんです。

一人ひとりの 「とんがり」=創造性の種 を掛け合わせた「とんがりチーム」づくりを、死ぬまでにあといくつ支援できるかな?

 

 

 

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