昨年12月からWEBマーケティングの有力な方法であるプロダクトローンチの実践講座に入門したと言いました。
このローンチで扱うのが、いわゆる個々人の知的財産を売るコンテンツビジネスです。
一方、僕が15年以上かけてひたすら追究してきたのがプロセスコンサルテーションです。
両者はある意味、真逆の特性を有しているとも言えます。
僕はそのことをわかってローンチ講座に入門しました。なぜなら、一見相反するような要素を組み合わせ、統合された価値を生み出せたら、新結合=イノベーションになるから!
ローンチは、商品(コンテンツ)の魅力を最大限に伝え、売上げを狙って創り出す最強の集客方法であり、見込み客の悩みや願いをあらかじめ徹底的にリサーチして、顧客が気づいていない解決策(答え)を提示して、買わざるをえない状況をつくりだします。
プロセスコンサルテーションは、「困っているひとの上に立つ立場から、あるいは外在的に、回答を付与するのでなく、いっしょに考えるという姿勢を堅持することが、支援する側にも、支援される側にも、自律的に学ぶ機会を提供する」(神戸大学の金井壽宏先生)ものです。
つまり、答えは相手の中にしかないという考え方を信条にします。
そして、案の定、見込み客の悩みや願いをあらかじめ設定するというところで苦戦しています。
でも諦めるわけにはいきません。
事前のリサーチでより多くの潜在的なお客様に出会える可能性は間違いなくありますし、コンサルティングプロセスも短縮できる可能性があると見ています。
今後にご期待ください!!
余談になりますが、プロセスコンサルテーションの生みの親であるエドガー・H・シャイン先生に、僕は2006年11月29日にある会合でお会いして、少しお話する機会を得ました。
割と物静かな印象でした。そして、なによりも、全身から漂う包容力の大きさが忘れられません。