(その1)https://tongari-team.com/gemba/1651/
(その2)https://tongari-team.com/gemba/1658/
対話による「シナリオプラニング」×「コアコンピタンス」の掛け合わせで、最強の「戦略ストーリー」が創発するプロセスのことを、
われわれは『対話型戦略開発』と名付けることにしました!!
この言葉は、いま、ネット検索しても、それに直接該当する記事は、まだわれわれ以外に一件もヒットしません。
まっさらな『対話型戦略開発』を世の中にひろめていきたいと意気込んでいます。
これまで、各企業では、中計(中期経営計画)をはじめとする経営・事業戦略は、経営層と一握りの企画ブレーンを中心に策定されてきました。
この方法は、おそらくまだまだ続いていくだろうとは思いますが、われわれはVUCAな時代によりフィットするものとして対話型戦略開発を訴求していくつもりです。
対話型で戦略を開発していくメリットは以下の3点と考えています。
1.チームメンバーによる複数の視点を掛け合わせることで、これまでにないものの見方による「新しい地図(戦略)」を獲得できる可能性が高まる
2.さまざまな階層や機能の人たちが、自分たちで戦略を開発していくプロセスの中で、高いエンゲージメントで、「策定後にこそ」走りだせる
3.優れた戦略の策定ができるとともに、人財育成を含めた組織の能力がこのようなアクティブラーニングを通して飛躍的に向上する
もちろん、乗り越えるべき課題もあります。それが、「戦略のとんがりが失われないこと」と「戦略を立てるスピードが遅くならないこと」。
従来の少数者のときよりも、それぞれの考え方を調整しているうちにアイデアが丸まってしまったり、時間がいたずらにかかってしまうリスクがあります。
しかし、打ち手は十分にあると考えています。前者については、個々の考え方を遠慮なくぶつけ合いながら、誰の考えにもなかったような新たなアイデアが創発するようなファシリテーションによって。
後者は、チーム体制の組み方をいくつかのスモールチームに分けるなど機動的に編成したり、Slackなどのチャットツールを使った非同期的コミュニケーションを有効に活かすことなどでいけると考えています。
新しい時代の戦略の立て方のスタンダードに!!