前回は、「勝手にサバティカル」と謳いつつ、今年は、異なる環境にも身を置いて視野を広げたいとお話しました。
で、早速ですが先日、(株)ナレッジベースというITベンチャーにてCCO(Chief Culture Officer)に就任(複業)させていただきました。
僕にとっては実に18年ぶりに、組織内部の当事者としての立場を経験することになります。
組織開発コンサルタントという外部者の立ち位置で、クライアント組織に伴走するこれまでの仕事と並行して新しい役割が加わったことに、とてもワクワクしています。
さて、CCOって何?と疑問に感じる方も多いのでは。
企業カルチャーの構築や発信、およびその適切な保持・発展に責任を持つ執行役員です。
世の中でまだそんなに事例が多いわけではありませんが、パーパス経営などに力を入れる企業で導入されているようです。
本blogでも何度かお伝えしていることですが、カルチャーとは、あくまでもその企業のパーパス(目的)→戦略→アクションが、その組織ならでの在り方、やり方で回る結果として醸成されるもの。
ですから、カルチャーの構築と発展に責任を負うということは、上記のような循環が適正に回ることを実現させる必要があります。
(株)ナレッジベースに、これまでは、外部コンサルとして企業カルチャーの構築支援に1年半かかわってきました。
その土台となる企業としての存在目的を、全社員参画のもと、パーパスとして定めることができましたので
これからは、それを事業活動として、個々人の業務活動として、お題目ではなく、実質的にカタチにしていくことが求められます。
そのために、外部からの伴走支援よりさらに踏み込んで、内部から当事者のひとりとして実現にかかわっていきたいと思っています。
まだ、内部に推進力が十分に育っていないということもありまして。
なお、パーパスについては、これから外部発信するためのホームページ改訂作業に入りますので、お披露目できるようになったところでご紹介しますね。