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気心知れた面子で最高の価値を

気心の知れた上場企業CHROたち3人による “泥臭い”人的資本経営の研究会を立ち上げます。

そのココロは・・・

・人的資本の綺麗な情報開示を目的にしない

・当たり前のようにジョブ型に逃げ道を求めない

・人と組織のコンフォートゾーンに閉じない

といったところです。

なんせ「最高人事責任者」で超忙しい方々ばかりなんで、半日×3回で一旦完結する建て付けにしています。

上記の、そのココロでは「〜しない」に焦点を当てましたが、そこで実現したいことは2点あります。

・顧客や社会にとっての価値を高めるための価値創造ストーリーを人的資本サイドからどうつくるか?

・労働法の大改正もある中、多様な働き方を本物にするための環境をどう整備するか?

僕と「気心の知れた」方々にあえて声がけしたのは、少ない回数、短い期間でも最高の価値を出したいからです。

気心知るとは、相手の性格や考え方、行動パターンを深く理解し、信頼関係が築かれている状態を指します。

そのため、こんなメリットがあると考えています。

・ゼロからの信頼関係の構築が不要

僕と各メンバーの信頼関係があるため、初対面のメンバー同士でも、僕が橋渡しすることで、早くから場全体の関係性構築が可能になる。

・率直な意見交換がやりやすい

僕がファシリテートするときに最初から遠慮ないツッコミなどがやりやすいので、本音の対話を早く立ち上げることができる。

・迅速な意思決定もスムーズにできる

僕が各メンバーの考え方や価値観を理解しているので、どのあたりでどのような収束の投げかけをすると受け入れられそうかがある程度想像できる。

もちろん、反面、リスクもしっかり考えておく必要がありそうです。親しさから馴れ合いになったり、多様な視点が損なわれたりしたら元も子もありません。

そこは、少ない回数&短期間で成果を出す「真剣対話」の場を担保しようと思います。

人・組織にかかわる仕事をしてもうすぐ30年になるので、その関連での友人、知人は沢山いるのですが

ここまでは、気心知れた方限定で声をかけることはまったくしてきませんでした。

新しいことを問うには、やっぱりマーケットで勝負せねば!みたいな、よくいえば気概、わるくいえば気負いがあったのかな。

でも、まもなく還暦になる身としては、もっと自然体でやっていこうという気持ちにもなってます。

その意味でも、今回の取組みはテーマそのものも未知で、かつ、やり方としても僕にとっては初めての試みです。

どうなることやら、経過や結果はまた共有させていただきますね。

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