与贈工房のお話は、先日したばかりですが・・・
https://tongari-team.com/kaiwai/733/
お誘いをうけ、よろこんで仲間入りさせていただくことにしました。
この組織の面白さは、「ティール組織」の在り方を、頭(理論)よりも、からだ(実践)で、自らを「実験台」にしながら感じ取ろうとしていることでしょう。
http://yozokobo.com/about/
私のこれまでの30年間のキャリアは、ケン・ウィルバーなどが提唱する「組織の発達段階」と歩みをともにするように流れて来たように感じています。
ティール組織論を、実務経験を踏まえてわかりやすく解説する吉原史郎さんの切り口に沿って、ちょっと見ていきたいと思います。
1.アンバー(順応型)1988−2000年 日本の伝統的大企業
「組織運営の特徴としては、上意下達で厳格な社会的な階級に基づくヒエラルキーによって情報管理を行い、指示命令系統が明確な状態で運営するスタイル」で「組織の安定性を計画的な統率により可能にする」。
2.オレンジ(達成型)2000ー2006年 アメリカの東海岸系大企業2社
「厳格な社会的階級ではなく、社長や従業員等のヒエラルキーを持ちながら、成果を上げた従業員が評価を受け、出世することができる運営スタイル」で「数値管理によるマネジメントも重視しており、変化と競争に生き残ることが個人としても組織としても必須」となる。
3.グリーン(多元型)2006年ー(2018年から現在までは業務委託として)日本の組織開発系コンサル企業
「オレンジ組織のように機械的な働き方ではなく、もっと人間らしく生まれ持った主体性が発揮され、個人個人の多様性が尊重されるような組織を目指す運営スタイル」で「社内メンバーの多様な意見を尊重し合い、お互いに思いやりを重視し、元気づけ合うことを大切に」する。
そして、ティール(進化型)としての与贈工房へ!
「組織が社長や株主のものではなく、一つの生命体であり、メンバーは生命体である「組織の目的(進化する組織の目的)」を実現し続けるために、共鳴しながら関わっていると捉えている」「そのため、社長や管理職からの指示命令系統はなく、組織の進化する目的を実現するために、メンバー全員が信頼に基づき、独自のルールや仕組みを工夫しながら、目的実現のために、組織運営を行うというスタイル」。
与贈工房には、雇用関係は存在せず、「所属」という概念がありません。自立した個人間のネットワーク体のような感じなんだと思います。
まずは、体験・体感!!!
この旅路紀行は、適宜ブログに書いていきたいと思います。