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 シゴトの “三段活用” 〜仕事→為事→志事〜

5年前に開発したキャリアデザインPG=マインドフルカフェ®︎は、私らしい「在り方」を見つけて、それが「目の前の仕事」でも実現できることへの気づきを促すことに特長があります。

本田健さんの『ユダヤ人大富豪の教え』に、こんなことが書いてあります。

「幸せに成功したければ、自分の好きなことを仕事にしなさい」

これは、まぁそうですよね。

でも、次に来る言葉が秀逸。「大好きなことにめぐり合ういちばんの方法は、いまやっていることが何であれ、それを愛することだ」

「私らしさ」と「目の前の仕事」って、結構多くの場合、乖離してしまっていると感じてる会社員が多いようです。

だからこそ、マインドフルカフェ®︎では、そこになんとか橋を架けることに苦心しました。

ただ、やっぱり現実的には一足飛びに両者がつながることは難しいですね。

で、プログラムを運用していく中で閃いたのが・・・シゴトの“三段活用”なんです。

シゴトといえば普通、まず「仕事」です。

これは「(組織や上司などに)仕えるコト」と読めます。

で、この「仕事」で提供する具体的な機能や実用面での利益をまず定義してもらいます。

二番目のシゴトは“為事”です。

「(自らの意志で)為すコト」この“為事”を通して、お届けする相手が得ることのできる総合的な満足感や感情的な利益を定義します。

ここでは、機能面とは違い、私らしさを独自性として織り込むことが可能になります。

例えば、総合商社の営業Aさんの場合は、

「いまの事業の未来に不安な経営者」に対して、「10年後の金のなる樹」をお届けしますというように。

(この例は、僕の愛読書 村山昇さんの『働き方の哲学』を参照してます)

これ、同じ部署で同じ仕事をしている人でも“為事”としては違ってくるのがおわかりですね。

さぁ、三番目のシゴトに行きます!

“志事”“為事”の先に、自分の人生や社会に対してもたらされる影響や利益。内省的価値や社会的価値と言い換えていいでしょう。

ここまでくると、人生の使命のようなものになってきます。

さきほどのAさんの“志事”はこんな風になるかもしれません。

「人々が、世の中になかったビジネスの創出によって新たな感動体験を味わう裏方」

“志事”は、これまでたびたび触れてきたセルフ・コンコーダント・ゴールとほぼ同義と言ってもいいでしょう。

ということで、シゴトの“三段活用”を考えていくと、「私らしさ」と「目の前の仕事」もつながってくるはず。

すると、シゴトするときの在り方ややり方も変わってきて、私らしいオンリーワンのキャリアの構築に踏み出せます!!

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