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リーダーシップアイデンティティの発達は「J字」を描く

立教大学の中原淳先生のおもしろい記事を見つけたのでご紹介します。
http://www.nakahara-lab.net/blog/archive/10242

「あるリーダーシップ開発プログラムに参加した場合、

1.最初のうちは、リーダーのリーダーシップアイデンティティは「低下」していき、いずれ「底」をうつ

2.「底」をうったあとで、徐々に、もう一度、リーダーシップアイデンティティは高まっていき、「J字」を描くようになる

 ということです」(Miscenko, Guenter and Day 2017)

これは、私の経験からもすごく実感として共感します。

私なりの解釈では、自分のリーダーとしての在り方に誠実であろうする人ほど、当初は、自分がリーダーであっていいのかと戸惑う感覚を持つのでしょう。

これが、自分のリーダーシップに対して自信に満ち溢れ、周囲の反応に気づくことなく、ひたすら我が道を邁進する人だと、あとあとの伸び代は大きくないのかもしれません。

今朝もあるクライアント企業のリーダーからいただいたメールに「あーでもない、こーでもないと逡巡しております」とコメントがありました。

このリーダーは、いま経営からの強い成果達成要請を受けつつ、それを部下たちの内発的動機とどうつながるのかに悩まれています。

でも、彼の逡巡の中から自分なりの仮説を定め、なんとか前に進める経験をすることで、

リーダーとしてのアイデンティティが高まっていくのだと思います。

そのプロセスに、伴走しながらかかわらせていただくことは、私にとって無上のよろこびです。

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