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「磯庵」を創造した男〜磯和武明(2)

(その1)https://tongari-team.com/tongari/1710/ では、磯和くんとの出会いとか、はなれのリノベーションを彼に頼むことになった経緯をお伝えしました。

今回は、とんがり研らしく、磯和くんという人間の本質をあぶり出していこうと思います(笑)!

手がけてから完成まではほぼ3ヶ月間。週に1回の休みを除いて、ほぼ毎日通ってくれました。

そこから見えてきた彼の特徴は3つ。

1.独自の世界観で大きな絵を描いている。

今回のリノベは、外観はあえてそんなにいじってませんが、内部は完全に別世界になりました。

最低限の要件だけ伝えて「好きなようにやっていいよ」と言ってあったのですが、

設計図などはなく、結局、この1枚の絵だけがあっただけです。

正直、僕らはこの絵をみても、実はそんなにピンと来てませんでした。出来上がる中で「ああ、たしかに」と気づいていくみたいな。

でも、彼の中には、たぶん、解像度高く仕上がりのイメージがあったのだと思います。

2.常に流れをみて、小さな発明を重ねていく。

そのような大きな流れの一方で、やりながら彼の中に日々湧き上がってくるアイデアを「こんなのどうですかねー?」って投げかけてくれました。

例えば、この一枚張りの大きな窓。

最初は、すりガラスのパッチワークのようなものを考えていたらしいのですが、

外に広がるこのすばらしい光景を見た瞬間に「これは最大のウリになる」と大きな開放感ある窓を提案してくれ、特注の板ガラスを入れることになりました。

あるいは、床下に収納スペースを設けることになっていたのですが「これは、収納だけでなく、そのままテーブルにしたらおもしろいですよ」と。

たちまち、掘りごたつ風スペースのできあがり〜^ ^

この手の工夫が、磯庵内にはいくつも仕掛けられてます。

3.何があっても動じず、たのしむ。

彼は工事の専門業者ではないので、いくつかの設備の納入などでは、やはり少し軽く見られたりして、大幅に時期が遅れるようなこともありました。

普通ならイライラしたりもしそうですが、そんなときも「しかたないですねー」と、段取りを柔軟に組み替えてトラブルもたのしむような感じで仕事してました。

抜群の安定感は、見ていてほんとに頼もしかった。

僕らは週末だけ「弟子入り」させてもらって、作業をさせてもらっていたのですが、僕らの実力を見越した上で、

僕らにとっても楽しめて充実感の味わえるようなちょうどいい仕事をささっと準備してくれるし、教え方もうまい!!

いいことばかり書きましたが、ときおり電気をつけっぱなしで帰るとか(笑)、小さなことを除いては、本当にリスペクトするところ満載の人です。

もうおわかりのとおり、彼の上記のような特徴は、作品だけでなく生きかたにもまったく同じように通じているなぁと感じています。

世界状勢などもよくウォッチしているし、経済への独自の見方も持っている。人生や社会の多くのことについて彼ならではの独自の世界観を持っているようです。

現在、彼の仕事は、リノベーション・木工、俳優・モデル、帆布のカバン・布もの制作、珈琲焙煎機づくり(ワークショップ含め)などなどですが、きっといろいろと変化していくはず。

磯和武明のこれから、見逃せない!!!

http://madeinisowa.annprn.com
(アーティスト磯和武明のホームページ)

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