第4回:そして、どこへ行く?
AKI「まだこの取組みは始まったばかりで、スタートのスタート時点とも言えるわけですが、これからどうしていきたいか聴かせてください」
望月「正社員レベルでの結びはできた。これからはパートさん含めた全社員にこの動きを広げて、より大きなカタチをつくりたいですね。リーダー層の横ラインはつながったので、今度は各部門の縦ラインのコミュニケーションを向上させたらもっといい組織になるはず」
AKI「いい組織になったら、お客様との接点にも変化は出そうでしょうか」
望月「これまでは自分自身のことで精一杯だったのが、お客様にどうしたいという意見が出てきて、それを実行できるようになれるのが次のステップでしょうか。じわりじわりとそんな姿勢も出て来ているように感じます」
望月「一度は毎週の定休日を決めましたが、逆に、休みは月1回にしてもっと攻めましょうみたいな意見が現場から出てきたら強いですね。もちろん、そのためには人員も充実させる必要がありますが」
望月「それから、今の3つの施設の安定経営の先には、新たな源の事業展開を考えていきたいです。いろいろなことに社員の総力を挙げてチャレンジできる会社にしたい」
AKI「そのあたりは時間軸としてはいつ頃までにやりたいですか」
望月「あと2年以内には」
AKI「せっきー(関口さん)はどうですか?」
関口「僕は、現場リーダーとしての部門長層が、もっと視座を高めてより経営的な役割を担えるようになりたいですね。みんなが口を揃えて出世したくないよというような会社にいるのは嫌です(笑)。ここにいれば大きく成長できる会社にしたい」
関口「それから、僕は、サービス業だけでない源の事業を創出したいです。たとえば、熱源としての薪ボイラーの導入などのエネルギー事業にも興味があります」
AKI「そろそろインタビューも終わりにしようと思いますが、最後に一言ずついただけますか」
関口「僕はAKIさんの創発の本にあった通りのことを、ここまでのプロセスで体験できてよかったです!あっ、なんか宣伝みたいになっちゃいましたねー(笑)一銭ももらってないんだけど」
望月「AKIさんと出会って、短期間でここまでできるとは思ってもみませんでした」
AKI「それは僕もそうです(笑)」
望月「疲弊感からワクワク感にジャンプできたことがうれしいです!将来的にはAKIさんがいなくなっても自分たちでやれる準備を進めなくてはと思いますが、まずはもうしばらくは、胡散臭くない(笑)信頼できるコンサルタントとしておつきあいよろしくお願いします!」