一過性で終わらない持続可能なワクワク感には、新しい思考様式が必要だといいました。
https://tongari-team.com/gemba/1816/
で、さらに、ワクワクが実行されるには、新しい行動様式が必要で、その話は改めてといいましたので、
早速その話をしますね。
いつも話してることとは異なる新たな仮説にチームとして到達できたとき、
それを後押しすることになる新しい行動様式は、3つあります。
1.自律分散
ワクワクすることをまずやってみるには、自発性や主体性が欠かせません。
企業体のほとんどは階層型組織ですが、ここではいちいち上司に確認・承認を取らねばならないという条件を極力はずすのが有効です。
恒常的にティール組織にする必要なんてないんです。たとえば、このプロジェクトだけはそのように進めることを責任者が自己裁量の範囲で認めてください。
2.越境
せっかく自発的・主体的に動ける環境になったなら、
これまで常識とされていた境界線を少し越えてみることをお勧めします。
普段は一緒に議論したり、行動したりしない社内の他部署の人と協働する。
許されるなら社外の関係者も巻き込んでしまう。
越境という行為が、どれほど創造性を高めるかを実感することができるでしょう。
3.経験学習
3つ目が、D.コルブによるおなじみの「経験学習」サイクルです。
「具体的経験」→「内省的観察」→「抽象的概念化」→「積極的実験」という流れですね。
新しいチャレンジも、やりっぱなしでは意味がありません。
自分の経験の意味を俯瞰的、多面的な観点から振り返り、
経験を抽象化して、ルールやパターンとして把握し、
そこで得られた知見を踏まえて、次なる行動を試してみる。