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くすブリッジという挑戦(その2)

前回は、学研グループの研修会社TOASUさんと開発したくすブリッジというチームリーダー向けプログラムの概要や、それによってどんな効果が出ているのかをお伝えしました。

フルオンラインで、リーダー5人前後が集まる機会は2、3か月の間に90分×3回だけ(ふりかえりが+1回)。

「研修が研修で終わってしまう」現場で機能しないものが多いと言われる中で、リーダーたちが小さな一歩を踏み出すつつあるのはなぜなのか?を今回は明らかにしていきます。

前回も例にしたある地域の大手学習塾チェーンの教室長さんたち。目の前の業務に忙殺されながら教室のマネジメントに苦慮していました。

しかし、くすブリッジに取り組んでいる途中から

ある教室長は、教室の若手スタッフに声をかけ、彼らが理想とする状態100点に対し、いまは50、60点だと聞き、それを起点に現状の本質的な問題を一緒に明らかにしていこうとしています。

また、ある教室長は、これまで非正規の講師の方々に教室の可能性について考えたり、行動することを求めてきませんでしたが

思い切って、自分が仮説化した目的や戦略を語りかけてみたら想像していた以上の反応がありいまは地域の学校へ一緒にちらし配りに行くようになりました。

どちらも、ほんとうに小さな一歩ですが、そのような挑戦を、教室長どおしで共有し合い、さらに前に進むためのエネルギーを得ています。

ちょっとしたしかけを3つほどご紹介しますね。

ひとつめはシンプルな「型」があり、実践が容易ということ。

例えば、第一回のテーマは「パーパス」ですが、

「あなたが目的だと思っていたものは、実は目標ではないですか?」といった問いかけが動画によって始まり、改めて本当のチームの目的を定めてリーダー同士で議論します。

で、そこでの気づきも踏まえて、仮説を持ち帰って、現場で実践。

無理なく流れに沿って、やれる「型」の存在は大きいのですね。

ふたつめは、ともに考え、動く「仲間」がいること。

同じような立場にいる人たちが確信は持てない中でもとにかく現場でやってみて、うまくいかなかったことも含めて共有しつつ、

励ましやアドバイスなども贈り合いながら進めるので、めげそうになっても、なんとかやろうという気持ちが湧いてくるのです。

やってみたら、何らかの反応はあるわけで、それがエネルギーになります。やってみる前に、諦めてしまっているケースが実際には多くないでしょうか。

三つめが「継続・連続」です。

やはり一回の実践では心許ない。でも、くすブリッジでは2、3週間のうちに、現場で実践してそれをビジネスチャットで報告し合ってという継続的な流れが組まれています。

しかも、テーマは回を追って、目的→戦略→アクションと続くので、短い期間の中でも自分自身とチームの成長を実感し続けられます。

つまり、小さな挑戦であっても意味あるサイクルをぐるっと回す体験が重要なのです。

ついでに言えば、4回目のプラス1回は、全体のプロセスをじっくりふりかえる場になります。

ちょっと拍子抜けするくらいシンプルすぎる印象をお持ちかもしれませんが、実は上記3つのしかけが効いて

パワフルな体験をしたチームリーダーたちは、そうやって一歩踏み出すことができています。

ものごとは、いつもシンプルなことから始まりますね!!

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