<支援の現場より>のレポートは、ひさしぶりです。
はい、正直言って、ちょっと悪戦苦闘しておりました(笑)!
30年間ずっと企業ビジネスの世界で生きてきた私にとって、初のローカル支援が小菅村。これまでのブログでも書いてきましたが、これまで順調すぎるくらい順調でした。
企業支援と比べても、よりダイナミックかつ俊敏な動きができていました。
「創発」を生む原理は、企業ビジネスだろうが、ローカルのコミュニティであろうが、基本的な部分は変わらないという実感がありました。
が、当然のことながら、普遍的な共通項とともに、「ならでは」の部分もあります。そこに、ぶち当たる経験をしていました。
詳しくは申し上げられないのですが、一言にすれば「キョリを近づけすぎた」ということかと。
あまりにコトが動くので、伴走者という立場よりも、より入れ込む状態になっていた気がします。前ががりというやつですね。
たぶんそのため、一時期、膠着状態みたいに前に進めなくなりました。
昨年末あたりに改めて自分の立ち位置を反省して、伴走者のポジショニングをかなり意識するようにしました。
その結果、メインの支援フィールドである株式会社 源でも、小菅村社会福祉協議会でも、再びいい動きが戻ってきています。
距離感ってむずかしいですねー
で、こすげ社協で、事業と組織のありたい姿を定めるワークショップを開始しましたというお話は以前もお伝えしましたが、
https://tongari-team.com/gemba/451/
これが12月に「ミッション・キャンバス」という形で、とうとう仮完成しました!最終回には、こすげ社協会長も兼ねる舩木村長にも入っていただきました。
このアウトプットおよびプロセスにいたく感激された村長が、村の広報誌『広報こすげ』の冒頭に、村長の新年ごあいさつとして、このことを取り上げられました!!こすげ社協のリーダーの方々とともに私もビックリ。
詳しくはこの記事をご覧ください。
そして、現在はこの「安心していきいき暮らし続けていける村の”拠り所”へ」の実現を目指して、事業や組織の体制を大胆に見直すべく、次のステップでのワークショップを続けています。
こすげ社協の未来をひらくこの動きが、村の他の主要機関を牽引するくらいになるといいですね!!