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山梨県小菅村(株)源のはじまり物語(2)

第2回:半年後のいま、どんな変化が?

AKI
「結局、2017年末にスタートして2018年3月末までに、社長への提言と対話の場も含めると8回やりました」

関口
「えっ、まだ1年もたってないんですか」

望月
「1年どころか半年もたってないよ」

関口
「密度濃かったですねー」

AKI
「あれを経て、現時点ではどんな感じですか?」

関口
「お互いの考え方を尊重し合いながら、大事な問題や課題について、オープンかつ公正に話ができる場があると言えます」

AKI
「そこでいう場っていうのはもうちょっと言うとどんなことでしょう?」

関口
「連帯やつながりの場ですね。会議嫌いで有名なメンバーが、次のリーダーズミーティングはいつだって、聴いてくるような状況ですから(笑)」

望月
「みんなが、ジブンごととして会社に対する想いをさらけ出せるようになりましたね」

「これまでは言われたことを粛々とやっている感じでしたから」

「あとは、これまでなかなかしゃべれなかった人も含めてみんながフラットに向き合えるようになりましたね」

望月
「伝え方が下手な人でも下手なりに、自分の気持ちに蓋をせずに伝えようとするようになったように思います」

関口
「リーダーズミーティングは、当初思っていたような、ネガティブな雰囲気にならなかったですね」
「僕は労働組合だーみたいな勢いで参加したつもりなんですが(笑)」

望月
「テーマがよかったのでは。本質的な問題は何かみたいなところに焦点を当ててましたから」

関口
「愚痴を言ってはダメと
AKIさんが禁止したわけではなかったのに・・・」

AKI
「話は変わりますが、リーダーズミーティングの流れの中で、せっかくいい議論と方向性が出てきたので、ぜひ社長に提言しようとなったじゃないですか」
「あれは僕も最初から意図していたわけではないんですが」

望月
「社長の前に、常務がこのミーティングのことをいい意味で気にかけるようになりました」
「スタッフのみんなが、休みの日に集まって会社のことを考えてくれていることに感謝していました」
「常務自身もこの動きがきっかけで劇的に変わっていったように思います」

AKI
「結局、その常務も後半はミーティングに参加者として入ることになり、それが拍車をかけて、社長(村長)に提言しようとなったわけですね」

望月
「社長はあの場の提言を絶賛してました」

関口
「われわれの提言にとても丁寧に一つひとつポジティブなフィードバックをいただけました。なんでなんだろう?」

望月
「提言の内容がわかりやすかったことが大きいと思う」
「われわれは好き勝手しゃべっていたのを、
AKIさんが毎回上手に整理してくれて、最後にはマネジメントの包括的なフレームで説明してくれましたよね」

関口
「社長は提言に食いついてました!」
「何よりも驚いたのは、温泉の毎週の定休日を、閑散期だけでなく1年間に広げる決断をあの場でほぼしていただいたこと」
「あれでみんなのモチベーションがぐっと上がりました」

AKI
「その決断にはどんな力が働いたと思いますか」

関口
「僕らは忙しいからただ休みたいということでなく、数字を達成するためにも、休めるときはしっかり休んだ方が効果的だという考え方をぶつけたのが、社長に響いたのではないでしょうか」

望月
「社長はもともとわれわれの自発的な考えや提言を待っていたんだと感じました」
「しっかり現実に向き合って、みんなで考え抜き、それを論理的に提言したんだから、反対する理由はないよという感じで受け止めていただいた」

関口
「想いと論理がいい感じで融合したんじゃないでしょうか。地域コミュニティにはなかなか馴染みのない新しい持って行き方を見つけたのかもしれませんね」

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