50代会社員が、自分らしくもうひと花咲かせる支援を事業化しようとしていますというお話を以前しました。
この手の事業は、ニーズがたっくさんある(何しろ社会問題化!)ので、参入する事業者が続々と現れてます。まぁ、僕もそのひとりなんですが(笑)。
そういう中では、いかに独自の価値を出すかが鉄則ですよね。
もちろん、あります!
ひとことにすれば・・・
自分らしい「在り方」を起点に置いて、仲間たちとセカンドキャリアを創る。
多くのセカンドキャリア支援は、実利的に、これまでのスキルや経験を棚卸しして、具体的な複業(副業)をいかに早期に実現するか
そこに、その分野の専門コーチたちがマンツーマンでかかわりますって感じ。
すごくニーズあると思いますし、大事なことだとも思います。
でも、僕のはちょっと違う考え方とやり方です。
せっかくまっさらからキャリアを再スタートできるチャンスでもあるし、これまで見ないふりをしてきたかもしれない自分の「在り方」をじっくり見つめなおして、
「為事」していきませんかという支援スタンスです。「仕事」よりも「為事」。
自分らしい「在り方」を実現する一番の近道は、他の誰かの「為」に、役立つ「事」をすることです!
しかも、たしかな答えのないVUCAの時代なわけですから、経験のある専門家に頼るよりも悩める者どおしの相互学習と支援を生かしながら、楽しくやっていきましょーと。
もちろん、自分に合ったよりよいキャリアを考えるための本質的な道具(フレームワーク)はご提示します。
着々と、仲間と準備は進んでおりいまはMVP(実用最小限製品)のプログラムを集まってくれたイノベーター50代の方々に試していただいてるところです。
そんな折、僕らの考え方にぴったりな著書を知人から紹介してもらいました。
『モダンエルダー』〜職場の賢者を目指すこれからの年長者の働き方〜
この本の素晴らしいところは、年長者がモダンエルダーならではの「在り方」を軸にしながら、それを具体的に実現していくやり方までを紹介しているところです。
これまでに取得したスキルや経験を単純に棚卸ししても、それは
「賞味期限切れの牛乳」になってしまう。
それらにモダンエルダーらしい知恵を使って
「熟成された高価なビンテージワイン」にしていきましょうと。
それには「年季だけでなく貯蔵の仕方、注ぎ方が重要だし、それを開けて乾杯する理由も必要だ」
では、らしい知恵とはどんなものか?特徴的な要素は5つあるそうです。
①優れた判断力
②本物の洞察
③心の知能指数(EQ)
④俯瞰的な思考力
⑤奉仕の心
いちいち共感してしまうものばかりですが、これらをどう生かしていくのかは僕なりのメソッドを改めてご提示したいと思います。