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「令和おじさん」と日本国民が幸せになる方法

新元号の発表を担ったことから「令和おじさん」というニックネームのついた菅義偉官房長官、ひとまずお疲れ様でした。無事にスタートを切れましたね。

さあ、令和という時代、いろいろな道の選択肢があると思います。

菅さんのように、決められない政治と言われて久しかった世界に対し、官邸主導で省庁の幹部人事を掌握し、霞が関ににらみを利かせ、決められる政治に導いたリーダーには、令和ではこれをさらに強固にしていくのだという意気込みかもしれません。

でも、ちょっと待ってください!実は、もっと高みに至る次のステップがあるのです。

大人のマインドがどのように発達していくのかを30年以上かけて研究してきたハーバード大学の教育学の権威 ロバート・キーガン博士は、それを3つの段階に区分しました。

 

かつての決められない政治とは、ここでいう「環境順応型マインド」の政治家たちによって形成されていたと言えるでしょう。

菅さんがインタビューでこんなことを言ってます。「横浜市会議員になって感じたのが、(先輩議員が)ものすごく遠い存在、すごい人ばかりだと思ったけど、意外に自分で物事を考えて決められる人は多くなかった。国会に出てきても同じだ

彼は、まさに「自己主導型マインド」の持ち主で、揺るがぬ強い意志と方向性を持ち、コトを推し進めるので、「環境順応型マインド」の人たちは、彼にひれ伏すしかないわけです。

 

しかしながら、決められる政治は、一方で、異なる方向性や意見の人たちとの対話の可能性を排除する現象を生んでいるのもたしかでしょう。

キーガンの研究結果における次のステップとは「自己変容型マインド」と言います。

「自分自身のイデオロギーと価値基準を客観的に見て、その限界を検討できる。

あらゆるシステムや秩序が断片的、ないし不完全なものだと理解している。

矛盾や反対を受け容れることができ(中略)対立する考え方の一方にくみするのではなく両者を統合することを通じて、一つの自我を形成する」

 

うーん、なかなかハードルが高いですね!

でも、これができたら、すごく幸せになるイメージが湧きませんか。私は、令和の時代のリーダー像はここにあると考えています。

そして、もうひとつ大事なことがあります。

多くの日本国民が、自分で考え、自分で決められるようになることです。つまり、「自己主導型マインド」を身につける。自分の生き方や暮らし方を、他人任せにせず、自分で選択する。

 

そんな令和の時代がはじまると、私はイメージを膨らませています(^o^)

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